全半歳まるはんとし)” の例文
去年の暮から全半歳まるはんとし、その者のめに感情を支配せられて、てもめても忘らればこそ、死ぬよりつらいおもいをしていても、先ではすこしも汲んでくれない。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)