“入樋(いりひ)” の例文
と貸提灯(かしぢょうちん)を提げて雪駄穿きで、チャラリ/\と又兵衛橋(またべえばし)を渡って押上橋(おしあげばし)の処へ来ると、入樋(いりひ)の処へ一杯水が這入って居ります。向うの所は請地(うけじ)の田甫(たんぼ)でチラリ/\と農家の燈火(あかり)が見えます、真の闇夜(やみ)。
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)