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兀立
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ごつりつ
ふりがな文庫
“
兀立
(
ごつりつ
)” の例文
月山と相対して平野の東北に煙を吐いて
兀立
(
ごつりつ
)
している鳥海山を対象として、恐らく月読尊の祭事の長であった
大物忌
(
おおものいみ
)
神を祀りて、此平野に土着し
二、三の山名について
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
二、三の隆起を一上一下しながら通り過ぎ、
嶄岩
(
ざんがん
)
の
兀立
(
ごつりつ
)
した急斜面を登ると、霧の中から岩の尖塔が高く現れた。仁田河内ノ岳(地図の茶臼岳)である。
大井川奥山の話
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
試に武甲信の三州界に
兀立
(
ごつりつ
)
する
甲武信
(
こぶし
)
岳の頂上に立って俯瞰すると、千曲、笛吹、荒川の三川が三本の糸を
抓
(
つま
)
み上げたように直ぐ脚の下まで上って来ているのを見るであろう。
奥秩父
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
幾つかの峰頭が山頂に
兀立
(
ごつりつ
)
するさま蓮の花に似ているからだということである。
白馬岳
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
“兀立”の意味
《名詞》
直立すること。
(出典:Wiktionary)
兀
漢検1級
部首:⼉
3画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“兀”で始まる語句
兀
兀々
兀頭
兀鷹
兀坐
兀然
兀山
兀突骨
兀峰
兀斑