僧俗そうぞく)” の例文
一揆の僧俗そうぞくは七万をこえ、なお、一向僧の煽動せんどうにのって、くわをすて、あきないをなげうって、自暴自滅の騒乱へ身を投じるものが日に増しふえるばかりだった。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
南都の僧俗そうぞくにも稽古けいこをうけに通って来る者が多かった。
剣の四君子:02 柳生石舟斎 (新字新仮名) / 吉川英治(著)