僚機りょうき)” の例文
そして、二百米ばかりも落下して、やっと危険を脱したので、N大尉はやや安心して僚機りょうきの方を見たが、僚機の姿は見えなかった。
空中に消えた兵曹 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
偵察機ES一〇一号は荒れ模様の海面に、奇妙な形をした鋼鉄浮標こうてつブイとも潜水艦ともつかぬものが浮いているのに気がついて、急いで僚機りょうきにあいずを送った。
海底大陸 (新字新仮名) / 海野十三(著)
あとの僚機りょうきもそれにならって、順番に機首を下にしました。急降下爆撃です。
怪塔王 (新字新仮名) / 海野十三(著)
当時儂の配属はいぞくは、第十三戦隊の司令で、僚機りょうきとして、同型の戦闘機二台を引率いんそつしていたのだった。わが青軍の根拠地の土佐湾は、いよいよ持ちきれなくなって、横須賀軍港よこすかぐんこうへ引移ることに決定した。
恐しき通夜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
僚機りょうきかわ
大空魔艦 (新字新仮名) / 海野十三(著)