“働振”の読み方と例文
読み方割合
はたらきぶり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
市女たちの足許（あしもと）を覗（のぞ）いて歩行（ある）くものもあって、大（おおき）な蟻の働振（はたらきぶり）、さも事ありげに見えるばかりか、傘さしかけた白丁どもも、三人ならず、五人ならず、眉を顰（ひそ）め口を開けて空を見た。
南地心中 (新字新仮名) ／ 泉鏡花(著)