トップ
>
偈文
>
げもん
ふりがな文庫
“
偈文
(
げもん
)” の例文
古来伝うるところの
偈文
(
げもん
)
には、「迷うがゆえに
三界
(
さんがい
)
常あり、悟るがゆえに十方空なり。本来東西なし、いずれの所にか南北あらん」
迷信と宗教
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
父母
(
ちゝはゝ
)
のおん為に。経の
偈文
(
げもん
)
を
謄写
(
かきうつ
)
して。前なる山川におし流し。春は花を
手折
(
たをり
)
て。仏に
手向
(
たむけ
)
奉り。秋は入る月に
嘯
(
うそぶき
)
て。
坐
(
そゞろ
)
に
西天
(
にしのそら
)
を
恋
(
こふ
)
めり。
処女の純潔を論ず:(富山洞伏姫の一例の観察)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
仏語に「迷うがゆえに
三界
(
さんがい
)
常あり、悟るがゆえに十方空なり。本来東西なし。いずれの所にか南北あらん」とあるは、鬼門の迷信を諭すに最も適切の
偈文
(
げもん
)
であると思う。
迷信解
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
偈
漢検1級
部首:⼈
11画
文
常用漢字
小1
部首:⽂
4画
“偈”で始まる語句
偈
偈棒
偈辞
偈無可為証