“係(かかは)” の例文
さうかと思ふと、その前に長野(ながの)県から何(なん)とか云ふ人が、盗難見舞(たうなんみまひ)の手紙をよこした。これも未知の人だつた。それにも係(かかは)らず、手紙の末に、あなたに序文を書いて頂(いただ)いて洵(まこと)に難有(ありがた)いと書いてあつた。
偽者二題 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)