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使童
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こもの
ふりがな文庫
“
使童
(
こもの
)” の例文
もっとも拙者の主人事は、世に有名な
隠士
(
いんし
)
でござって、名前を明かさばお手前においても必ずご存じとは存じ申すが、拙者はほんのそのお方の走り使いのいわば
使童
(
こもの
)
。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「オッ」と奥から返辞があって、
使童
(
こもの
)
の加藤次は縄で縛った三人の遊女を引き出した。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
いつものように、藪原長者は、その夜も縁先へ
座布団
(
ざぶとん
)
を敷かせ、むんずとその上に
胡坐
(
あぐら
)
を組み、弓の折れの
鞭
(
むち
)
を握りながら、
破
(
わ
)
れた鐘のような声をあげて、家内の
使童
(
こもの
)
を呼ばわった。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
使
常用漢字
小3
部首:⼈
8画
童
常用漢字
小3
部首:⽴
12画
“使”で始まる語句
使
使者
使嗾
使用
使役
使番
使命
使僕
使徒
使途