佞相ねいそう)” の例文
と、思い当った孫兵衛、ふたたび上げた顔の筋には、おもても向けられない佞相ねいそうの怒りが、蒼白あおじろみなぎっている。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)