“作行”の読み方と例文
読み方割合
さくゆき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは感じでありますからどちらでもよろしいのでありますが、その色もさることながら、その作行さくゆきが非常によいのであります。
誰の指導であるのか、新式の轆轤ろくろを据え、形も日本のものに近づき、作行さくゆきも朝鮮固有の美しさを失ってしまった。こうなっては選び出す物はわずかよりない。朝鮮は朝鮮風に作らなければいけない。
全羅紀行 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
それも一つでございますが、一番私の重きを置いておりますのは作行さくゆきであります。
私の陶器製作について (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)