作業なりはひ)” の例文
たみ作業なりはひをたのしむあまりに、春は花のもとやすらひ、秋は錦の林をたづね、しらぬ火の筑紫路つくしぢもしらではとかぢまくらする人の、富士筑波の嶺々みねみねを心にしむるぞそぞろなるかな。
さらばその人は作業なりはひ七九うときゆゑかと見れば、つとに起きおそくふして八〇性力ちからこらし、西にひがしに走りまどふ八一蹺蹊ありさまさらにいとまなく、その人おろかにもあらで才をもちふるに八二あたるはまれなり。