余紙よし)” の例文
所謂「巻末存余紙」の余紙よしは九けつあつて、別に清川の序の後に空白六頁がある。恐くは諸友の題言を求めむと欲したものであらう。紙は医心方を写さむがために特製した烏糸欄紙うしらんしである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)