“余慶”の読み方と例文
旧字:餘慶
読み方割合
よけい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「伝吉はそののち家富み栄え、楽しい晩年を送りました。積善せきぜんの家に余慶よけいありとは誠にこの事でありましょう。南無阿弥陀仏なむあみだぶつ南無阿弥陀仏なむあみだぶつ。」
伝吉の敵打ち (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
しかしこんな事はただ英国へ来てから余慶よけいに感ずるようになったまででちっとも英国と関係のない話しだし、君らに聞せる必要もなし、聞きたい事でもなかろうから先ぬきとして何か話そう。
倫敦消息 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)