何所どっ)” の例文
御寝所の縁の下などへへいる奴があるだ、過般こねえだも私がすうと出たら魂消たまげやアがって、つらか横っ腹か何所どっか打ったら、犬う見たようにようよう這上ったから
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
鳶「や、粂どん……まアかった、はあ…おめえに怪しい事があれば何所どっかへ逃げちまうんだが、ちゃんと此処こゝに居てくれたんでまア宜かった、あゝ有難ありがてえ」
闇夜の梅 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)