体装ていたらく)” の例文
他事ひとごとながらいたわしくて、記すのに筆がふるえる、遥々はるばる故郷おくにから引取られて出て来なすっても、不心得な小説孫が、かたのごとき体装ていたらくであるから
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)