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伽藍
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ガラン
ふりがな文庫
“
伽藍
(
ガラン
)” の例文
イヨイヨ時刻到来シテ、
松明
(
タイマツ
)
ノ火ニ西風来ツテ吹キ
懸
(
カケ
)
、
余多
(
アマタ
)
ノ
伽藍
(
ガラン
)
一宇
(
イチウ
)
モ残ラズ、夜昼三日、黒雲トナツテ焼ケ終ンヌ……。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
姫は、緑青を盛つて、層々うち
重
(
カサナ
)
る楼閣
伽藍
(
ガラン
)
の屋根を表した。数多い柱や、廊の立ち続く姿が、
目赫
(
メカガヤ
)
くばかり、朱で
彩
(
タ
)
みあげられた。むら/\と
靉
(
タナビ
)
くものは、
紺青
(
コンジヤウ
)
の雲である。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“伽藍”の意味
《名詞》
伽藍(がらん)
(仏教:「僧伽藍摩」の略)僧侶が暮らして仏道を修行する清浄な場所。精舎。
転じて寺院、仏堂のこと。
(出典:Wiktionary)
“伽藍”の解説
伽藍(がらん)は、僧侶が集まり修行する清浄な場所の意味であり、後には寺院または寺院を意味するようになった。サンスクリット語のの音写で、「僧伽藍摩(そうぎゃらんま)」「僧伽藍」が略されて「伽藍」と言われた。漢訳の場合は「衆園(しゅおん)」「僧園(そうおん)」などと訳された例があるが、通常「伽藍」とのみ呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
伽
漢検準1級
部首:⼈
7画
藍
常用漢字
中学
部首:⾋
17画
“伽藍”で始まる語句
伽藍堂
伽藍洞
伽藍石
伽藍鳥
伽藍堂塔
伽藍建立
伽藍雑記