伝暦でんりゃく)” の例文
鶴見はそれを手がかりとして、更に平氏へいし撰と称されている『伝暦でんりゃく』をひらいて見た。静岡からこの地に舞い戻って来た当時古本屋をあさって『五教章』の講義と共に、最初に購ったのがこの書である。
「太子伝暦でんりゃく」に
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)