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伝右衛門
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でんえもん
ふりがな文庫
“
伝右衛門
(
でんえもん
)” の例文
十軒店
(
じゅっけんだな
)
を左に折れて俗称願人坊主の小路といわれた
伝右衛門
(
でんえもん
)
横町、その横町の狭い路地をどんどん奥へはいっていくと、奇怪です。
右門捕物帖:25 卒塔婆を祭った米びつ
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
「今日の当番は、
伝右衛門
(
でんえもん
)
殿ですから、それで余計話がはずむのでしょう。片岡なども、今し方あちらへ参って、そのまま坐りこんでしまいました。」
或日の大石内蔵助
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
権兵衛
(
ごんべい
)
のわきを通って
伝右衛門
(
でんえもん
)
の前の橋までゆくと、カ子はちゃんと泣きやむのじゃ。学校が見えるからのう。
おるすばん
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
「浦部俊子? あ、あの——馬鹿な。あの女性は君、死んでいるんだよ。君、君ァ、すこしどうかしていないか。それとも浦部
伝右衛門
(
でんえもん
)
の娘の浦部俊子とは別の——とでも云うのかね」
殺人迷路:09 (連作探偵小説第九回)
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
その
他
(
ほか
)
、
振袖
(
ふりそで
)
のわかい腰元三人、それから
中居
(
なかい
)
、茶の間、
御物
(
おもの
)
縫いの女、それから下働きのおさんどん二人、お小姓二人、
小坊主
(
こぼうず
)
一人、あんま取の座頭一人、御酒の相手に歌うたいの
伝右衛門
(
でんえもん
)
新釈諸国噺
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
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「
伝右衛門
(
でんえもん
)
、
五兵衛
(
ごへえ
)
、正助、みんな五十に近い者ばかりでござります」
右門捕物帖:32 朱彫りの花嫁
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
伝
常用漢字
小4
部首:⼈
6画
右
常用漢字
小1
部首:⼝
5画
衛
常用漢字
小5
部首:⾏
16画
門
常用漢字
小2
部首:⾨
8画
“伝右”で始まる語句
伝右