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伏波
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ふくは
ふりがな文庫
“
伏波
(
ふくは
)” の例文
今のところ昔の
伏波
(
ふくは
)
将軍の如く極めて健康で若い時と余り変りはありません、いつか「眼もよい歯もよい足腰達者うんと働ここの
御代
(
みよ
)
に」
牧野富太郎自叙伝:02 第二部 混混録
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
「ただ後漢の時代に、
伏波
(
ふくは
)
将軍
馬援
(
ばえん
)
という者だけは、ここへ来たことがあるそうだが、以来、いかなる英雄の軍でもこの洞界を通りきった者はないのだ」
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
元来この
路博徳
(
ろはくとく
)
という男は古くから
霍去病
(
かくきょへい
)
の部下として軍に従い、
邳離侯
(
ふりこう
)
にまで封ぜられ、ことに十二年前には
伏波
(
ふくは
)
将軍として十万の兵を率いて
南越
(
なんえつ
)
を滅ぼした老将である。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
もと、漢帝に仕えた
伏波
(
ふくは
)
将軍
馬援
(
ばえん
)
の子孫で、父の
馬粛
(
ばしゅく
)
の代に、官を退いて、馬騰を生んだのである。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
傍らに建ててある
碑銘
(
ひめい
)
を読んで見ると、これなん漢の
伏波
(
ふくは
)
将軍の石像であって、遠き昔、将軍南蛮を征してこの地にいたり、土人その徳を慕ってこれを祀る——と刻んである。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
「あなたには、十県の
禄
(
ろく
)
を与え、子息陳登には、
伏波
(
ふくは
)
将軍の職を贈る」
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
伏
常用漢字
中学
部首:⼈
6画
波
常用漢字
小3
部首:⽔
8画
“伏波”で始まる語句
伏波将軍