“ふくは”の漢字の書き方と例文
語句割合
伏波100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もと、漢帝に仕えた伏波ふくは将軍馬援ばえんの子孫で、父の馬粛ばしゅくの代に、官を退いて、馬騰を生んだのである。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
傍らに建ててある碑銘ひめいを読んで見ると、これなん漢の伏波ふくは将軍の石像であって、遠き昔、将軍南蛮を征してこの地にいたり、土人その徳を慕ってこれを祀る——と刻んである。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「あなたには、十県のろくを与え、子息陳登には、伏波ふくは将軍の職を贈る」
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)