“伊集院”の読み方と例文
読み方割合
いじゅういん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鹿児島から西北六里ばかり、伊集院いじゅういん町には一里である。今は薩州日置ひおき郡に属する。苗代川なえしろがわはその陶郷の名である。高麗人こうらいじんの住家としてその歴史は永い。
苗代川の黒物 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
薩摩の国に苗代川なえしろがわと呼ぶ古い窯場があります。まずそこを訪ねることに致しましょう。場所は伊集院いじゅういんの近くであります。三百年の昔、大勢の陶工が朝鮮からここに移住しました。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)