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以心伝心
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いしんでんしん
ふりがな文庫
“
以心伝心
(
いしんでんしん
)” の例文
「万事簡便主義です。人間と人間の交渉ですから、然ういう場合も
以心伝心
(
いしんでんしん
)
で行きます。お役所と違って、辞令ってものが一切ありません」
負けない男
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
「妙だね、こりゃおつだよ、
以心伝心
(
いしんでんしん
)
、若いものに
華
(
はな
)
をもたせようとするのかな。湯川
氏
(
うじ
)
はそうはいかないぜ。」
旧聞日本橋:13 お墓のすげかえ
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
姉婿たる武蔵守も、そこは
以心伝心
(
いしんでんしん
)
、わかっている。それほど秀吉が自分に
恃
(
たの
)
むところ
篤
(
あつ
)
いわけでもあると。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
以心伝心
(
いしんでんしん
)
というやつだそうである。
帰去来
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
いつも背なかで調子をとれば、
以心伝心
(
いしんでんしん
)
、思うままの方向へ自由になるクロが、にわかに、風をくらった
凧
(
たこ
)
のように、一つところを、くるくるまわってばかりいる。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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以心伝心
(
いしんでんしん
)
、ふたりの目と目は、瞬間にすべてを語りあってしまう。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
以心伝心
(
いしんでんしん
)
。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
以
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
伝
常用漢字
小4
部首:⼈
6画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画