“いしんでんしん”の漢字の書き方と例文
語句割合
以心伝心100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
以心伝心いしんでんしんというやつだそうである。
帰去来 (新字新仮名) / 太宰治(著)
いつも背なかで調子をとれば、以心伝心いしんでんしん、思うままの方向へ自由になるクロが、にわかに、風をくらったたこのように、一つところを、くるくるまわってばかりいる。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
以心伝心いしんでんしん、ふたりの目と目は、瞬間にすべてを語りあってしまう。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)