“以太利亜”の読み方と例文
読み方割合
イタリア100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昔し以太利亜イタリアの画家サルヴァトル・ロザは泥棒が研究して見たい一心から、おのれの危険をかけにして、山賊のむれ這入はいり込んだと聞いた事がある。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
寒月君、君のヴァイオリンはあんまり安いから鼠が馬鹿にしてかじるんだよ、もう少しいいのを奮発して買うさ、僕が以太利亜イタリアから三百年前の古物こぶつを取り寄せてやろうか
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
以太利亜イタリアの、以太利亜の海紫に夜明けたり」
幻影の盾 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)