“令義解”の読み方と例文
読み方割合
りょうのぎげ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
職員『令義解りょうのぎげ』の神祇官の条に、「大嘗謂嘗新穀以祭神祇也、朝者諸神之相嘗祭、夕者供新穀於至尊也」
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
(1)現存『令義解りょうのぎげ』による。その条文は恐らく養老年間に改修せられたものであって、『大宝令』そのままではあるまいという説がある。そうも思えるし、またそうでなく思える点もある。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
たとえば前に掲げた『令義解りょうのぎげ』の文に、「朝にはすなわち諸神の相嘗祭云々」とあるに対して、後世の相嘗祭は日を異にして十二日早くなり、延喜の四時祭式には近国の七十一座の神々にかぎり
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)