“他人中”の読み方と例文
読み方割合
ひとなか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あの三河の冠者は、まだ乳くさい頃より、織田家にも質子ちしとしており、その後、今川家にも長年養われて、他人中ひとなかの憂き艱難には鍛練された人間、若年というてもあなどれぬぞ。心しておれ。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)