“ひとなか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
人中95.5%
他人中2.3%
衆中2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
始めて親に離れ故郷に別れて、人中ひとなかの生活をする者の胸のうちには、或いはもう一度「子ども」の感じがよみがえって来るのではあるまいか。
こども風土記 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
あの三河の冠者は、まだ乳くさい頃より、織田家にも質子ちしとしており、その後、今川家にも長年養われて、他人中ひとなかの憂き艱難には鍛練された人間、若年というてもあなどれぬぞ。心しておれ。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、慌てて開いた衆中ひとなかに立った釘抜藤吉、返事の代りにううと唸って見る間に唇を歪めたが、桔梗屋の軒高く仰いで無言。