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仕候
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つかまつりそろ
ふりがな文庫
“
仕候
(
つかまつりそろ
)” の例文
黒瀬ぬい、と、ええ、黒瀬と、さっぱり知れねえぞ、こっちは土方職、次は車力、引越荷車
仕候
(
つかまつりそろ
)
か、お次は何だ、鋳掛屋かい、差替りまして
蝙蝠傘直
(
こうもりがさなおし
)
、さあさあ解らねえ。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
御書状拜讀
仕候
(
つかまつりそろ
)
。
素
(
も
)
と拙者の貴君の御世話
可致
(
いたすべく
)
と決心候節、貴君の爲めに
謀
(
はかり
)
候は、當地に於いて正當なる教育を受けられ、社會に益ある一人物となられ候樣にと希望候儀に
有之
(
これあり
)
候。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
次に小生儀も息才に
罷在候間
(
まかりありそろあいだ
)
御安心被下度候
(
ごあんしんくだされたくそろ
)
。さて先頃の御書面は委しく拝読
仕候
(
つかまつりそろ
)
。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
近況茶事御取出しの
由
(
よし
)
川上
宗壽
(
そうじゆ
)
、三島の
鯉昇
(
りしよう
)
などより傳聞
仕候
(
つかまつりそろ
)
、宗壽と申候者風流なる人にて、平家をも相應にかたり、貧道は連歌にてまじはり申候、此節江戸一の茶博士に御座候て
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
仕
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
候
常用漢字
小4
部首:⼈
10画
“仕候”で始まる語句
仕候也
仕候間