仏果ぶつくわ)” の例文
旧字:佛果
さるをおんそうしば/\こゝにきたりて回向ゑかうありつる功徳くどくによりてありがたき仏果ぶつくわをばえたれども、かしら黒髪くろかみさはりとなりて閻浮えんぶまよふあさましさよ。
七八ゆるせば妖魔えうまとなり、七九収むるとき八〇仏果ぶつくわを得るとは、此の法師が八一ためしなりける。
あすは此いほりにて百万べんをなしてお菊が仏果ぶつくわのいとなみにせん。