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人烟
ふりがな文庫
“人烟”の読み方と例文
読み方
割合
じんえん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じんえん
(逆引き)
なるほど静かなものだなあ、まるで四方千里、
人烟
(
じんえん
)
を絶した
山谷
(
さんこく
)
の中に置き放されたような心持がする。
大菩薩峠:34 白雲の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
武芝は
武蔵国造
(
むさしのくにのみやつこ
)
の後で、
足立
(
あだち
)
埼玉
(
さいたま
)
二郡は国中で早く開けたところであり、それから漸く
人烟
(
じんえん
)
多くなつて、奥羽への官道の
多摩
(
たま
)
郡中の今の府中のあるところに庁が出来たのであるが
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
狭
(
せま
)
いと
汚穢
(
きたなさ
)
とは我慢するとしても、
一
(
ひと
)
つ
家
(
や
)
の寒さは
猛烈
(
もうれつ
)
に彼等に
肉迫
(
にくはく
)
した。二百万の人いきれで寄り合うて住む東京人は、
人烟
(
じんえん
)
稀薄
(
きはく
)
な武蔵野の
露骨
(
ろこつ
)
な寒さを想い見ることが出来ぬ。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
人烟(じんえん)の例文をもっと
(5作品)
見る
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
烟
漢検1級
部首:⽕
10画
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人烟上国
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