交路つじ)” の例文
たちまち妖魔ようま怪物のごとく飛び出でて、彼を囲めり、今は驚く気力も消え、重傷を負いたる人のごとく重き歩みをきずりつつ、交路つじに立てる石仏の前を横ぎり、秋草茂れる塚を過ぎ
空家 (新字新仮名) / 宮崎湖処子(著)