井堰いせき)” の例文
駒井の胸の中にすっかりかき埋められて、それでも井堰いせきを溢るる出水のように、四方にたぎるのを如何いかんともすることができません。
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
水車へ水を取るので橋から少し下流に井堰いせきがある、そのため水がよどんで細長い池のようになっている
郊外 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)