二息ふたいき)” の例文
と、前後の対手あいて二息ふたいきかけると、たちまち、かれのすがたは一じょう水気すいきとなって、あるがごとくなきがごとく乱打の武器もむなしく風を斬るばかり。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)