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二分金
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にぶきん
ふりがな文庫
“
二分金
(
にぶきん
)” の例文
鴻池本家
(
こうのいけほんけ
)
の
外
(
ほか
)
は、大抵
金庫
(
かねぐら
)
を破壊せられたので、今橋筋には
二分金
(
にぶきん
)
が道にばら
蒔
(
ま
)
いてあつた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
私はその時
二分金
(
にぶきん
)
で百両か百五十両
持
(
もっ
)
て居たから、この金を
独
(
ひと
)
りで持て居ても策でない、イザと
云
(
い
)
えば誰が
何処
(
どこ
)
にどう行くか分らない、金があれば
先
(
ま
)
ず
餒
(
かつ
)
えることはないから
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
“二分金”の解説
二分金(にぶきん)とは、江戸時代に流通した金貨の一種である。
金座および幕府関連資料に見られる正式名称は二分判(にぶばん)であり、「判」は金貨特有の呼称・美称であった。後世の天保8年(1837年)の一分銀発行以降は一分判も通俗的に「一分金」と称するようになり、同様に「二分金」という名称も普及するようになった。『金銀図録』および『大日本貨幣史』などの古銭書には二分判金(にぶばんきん)と記載しており、貨幣収集界ではこの名称もしばしば用いられる。
(出典:Wikipedia)
二
常用漢字
小1
部首:⼆
2画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
“二分”で始まる語句
二分
二分心
二分一
二分刈
二分芯