事壊ことこわ)” の例文
旧字:事壞
それですから、ここで米友がりきみ出したのは全く無茶です。義憤としては意味をなすかも知れないが、義侠の振舞としては全然事壊ことこわしであります。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
それで三太夫が人を介して、内々買いつぶしの相談に当らせてみようとすると、あれは有名な変人だから、そんな話を持ち込もうものなら、かえって飛んだ事壊ことこわしになります。
あいつが下手へたに騒ぎ出すとまた事壊ことこわしだ