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乾反葉
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ひそりば
ふりがな文庫
“
乾反葉
(
ひそりば
)” の例文
一方の壁の前に、
卓
(
テエブル
)
と椅子とが置いてあって、卓の上には花瓶に南天が生けてあるが、いつ生けたものか葉がところどころ
泣菫
(
きゅうきん
)
の
所謂
(
いわゆる
)
乾反葉
(
ひそりば
)
になっている。その側に水を入れた瓶とコップとがある。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
乾反葉
(
ひそりば
)
にまじる
菫
(
すみれ
)
をおぼつかな陽炎をのみ見つつあやなし
黒檜
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
燃
(
も
)
えつや、
黄櫨
(
はじ
)
の
乾反葉
(
ひそりば
)
に、また
橡
(
つるばみ
)
の
白羊宮
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
、
薄田淳介
(著)
そそ走りゆく
乾反葉
(
ひそりば
)
の
泣菫詩抄
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
乾反葉
(
ひそりば
)
しらむ
籬根
(
まがきね
)
に
泣菫詩抄
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
乾
常用漢字
中学
部首:⼄
11画
反
常用漢字
小3
部首:⼜
4画
葉
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
“乾反”で始まる語句
乾反