“乾反葉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひそりば80.0%
ひたりば20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一方の壁の前に、テエブルと椅子とが置いてあって、卓の上には花瓶に南天が生けてあるが、いつ生けたものか葉がところどころ泣菫きゅうきん所謂いわゆる乾反葉ひそりばになっている。その側に水を入れた瓶とコップとがある。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
乾反葉ひそりばにまじるすみれをおぼつかな陽炎をのみ見つつあやなし
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
そそばしりゆく乾反葉ひたりば
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)