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乳鉢
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にゆうはち
ふりがな文庫
“
乳鉢
(
にゆうはち
)” の例文
発明家のエデイソンがある朝、自分の実験室で、何か
鳶
(
とび
)
色の薬料を
乳鉢
(
にゆうはち
)
のなかで混ぜてゐると、そこへ美しい令嬢が訪ねて来た。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
令嬢は舌の先でこの発明家の事業を
輔
(
たす
)
ける事が出来たなら、こんな結構な事はないと思つてゐたのだ。エデイソンは
小匙
(
こさじ
)
で
乳鉢
(
にゆうはち
)
の薬料を一寸しやくつた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
「解りませんな。それを今私が研究中なんです。」発明家はまた
乳鉢
(
にゆうはち
)
を手にしながら言つた。「だが、ある男なぞは、この薬で馬を百匹も殺したと言ひますよ。」
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
“乳鉢”の解説
乳鉢(にゅうばち、en: mortar)は、固体を粉砕または混和するために使用する鉢である。乳棒(にゅうぼう、en: pestle)と共に使用される。
世界各地で古代から使われており、食品の加工や調剤・実験器具として用いられる。
(出典:Wikipedia)
乳
常用漢字
小6
部首:⼄
8画
鉢
常用漢字
中学
部首:⾦
13画
“乳”で始まる語句
乳母
乳
乳房
乳呑児
乳人
乳呑
乳母車
乳児
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乳汁