“九竜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くりゅう33.3%
きうりよう33.3%
クウロン33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ホンコンと九竜くりゅうの間の海峡へはいるのだという。山の新緑が美しい。山腹には不規則にいろいろな建物が重なり合って立っている。
旅日記から (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
うしろに南支那大陸の九竜きうりよう半島を控へて居る所は馬関海峡の観があるが、ピンクの屹立きつりつして居る光景は島原の温泉うんぜんだけを聯想するのであつた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
香港ホンコン——九竜クウロンに一泊。わんちゃいの支那魔窟。縁日。革命屍体の写真。水汲み行列。麻雀マージャン売り。砲台。島。