“乙甲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おつかつ50.0%
オックウ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その辺には洋食屋やカフエ、映画館などもあり、殷賑いんしん地帯で、芸者の数も今銀子のいる東京のこの土地と乙甲おつかつで、旅館料理屋兼業の大きい出先に、料亭りょうていも幾つかあった。
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
殊に子供など産れたる上は外出は自然乙甲オックウなれども、父母を親しみ慕うは人間の情にして又決して悪しき事にあらざれば、家事の都合次第
女大学評論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)