“乗換馬”の読み方と例文
読み方割合
のりかえうま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
乗換馬のりかえうまを曳かせ、槍を持った供の者を、十人以上もひき連れた馬上の侍に、手車をぶつけてしまったのである。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
といっても、駕籠、乗換馬のりかえうまを曳く小者まで加えても、せいぜい三十人は出ないが、老公の他出に、これだけの列が下って来たことは、西山開かれて以来の壮観である。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
行脚あんぎゃ雲水うんすいよりひどいのもあるし、また、塚原卜伝の如きは、道中、常に六、七十人の供人を連れ、家来にこぶしに鷹をすえさせ、侍臣には、乗換馬のりかえうまを曳かせて、威風堂々と
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)