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中日
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なかび
ふりがな文庫
“
中日
(
なかび
)” の例文
左の片腕はその時の興行も
中日
(
なかび
)
にならない中に編上げられ、いよいよ首の周囲から胴に取りかかろうとした時である。
心づくし
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
……処が
中日
(
なかび
)
を過ぎた或る日のこと、そのキツカケが来ても「浪子」から「伯母」を呼ぶ声がしない、何か新狂言をするのか? と、「加藤夫人」を
演
(
し
)
て居たものは
癖
(新字旧仮名)
/
喜多村緑郎
(著)
祈祷の
中日
(
なかび
)
の前夜に押し掛けて行って、大事の弁天様を無理無体にかつぎ出してしまったのです。
半七捕物帳:21 蝶合戦
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
まだ興行の
中日
(
なかび
)
の頃、千束の稲吉とその組の者とが見物のなかに
紛
(
まぎ
)
れ込んで、お粂を
刺殺
(
しさつ
)
する相談をしているところを、後ろのむしろの間からのぞいていた眼がありました。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
もう
中日
(
なかび
)
はすんでいたが、演らないよりはまし、名誉挽回この
機
(
とき
)
にありと
小説 円朝
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
▼ もっと見る
なにしろあの大きい小屋で、毎日あれほどの大きい声をして
呶鳴
(
どな
)
り合うので、団十郎は格別、ほかの俳優たちは
中日
(
なかび
)
ごろから声を痛めたということであったが、それも無理がないように思われた。
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
その日は
終日
(
ひねもす
)
、一間にいたが、祭の
中日
(
なかび
)
という朝のこと
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“中日”の意味
《名詞》
中 日(ちゅうにち)
春分の日。
秋分の日。
真ん中の日。(「なかび」とも)
中国と日本の略。主に中国人が使用する表現。(日本では「日中」が一般的)。
中日新聞、あるいはその傘下の球団である中日ドラゴンズのこと。
(出典:Wiktionary)
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
“中日”で始まる語句
中日向
中日子