両肩りやうけん)” の例文
有がたや三世諸仏のおぼしめしにも叶ひしか、凡念日〻に薄ぎて中懐淡きこと水を湛へたるに同じく、罪障刻〻にせうして両肩りやうけん軽きこと風を担ふが如くになりしを覚ゆ。
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)