与惣次よそうじ)” の例文
旧字:與惣次
吾家うちおっかさんが与惣次よそうじさんところへばれて行った帰路かえりのところへちょうどおまえが衝突ぶつかったので、すぐに見つけられて止められたのだが、後で母様おっかさんのお話にあ
雁坂越 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
この先の五丁目次郎兵衛だなに同じく小物渡世で与惣次よそうじという四二やく近い男鰥おとこやもめが住んでいて、たいして別懇でこそなけれ、藤吉も彦兵衛も勘次も朝夕顔を見れば天気の挨拶位は交す仲だった。