不過之これにすぎず)” の例文
それがし餘儀なき仔細によつて昨年以来御鼻を狙ひ候処今宵首尾よく本懐を達し満悦不過之これにすぎず決而々々けつして/\御命迄は申受もうしうけずこれより後は御心安かるべく候
得ば本会の面目不過之これにすぎずと存そろ何卒なにとぞ御賛成ふるって義捐ぎえんあらんことを只管ひたすら希望の至にえずそろ敬具
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)