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下女
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おんな
ふりがな文庫
“
下女
(
おんな
)” の例文
だれだって、
下女
(
おんな
)
じゃあるまいし、肝心な
子息
(
むすこ
)
に相談もしずに、さっさと
媳
(
よめ
)
を追い出してしまおうた思わないわね。それに旦那様もお年が若いからねエ。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
口々に
急立
(
せきた
)
てらるる
忙
(
せわ
)
しさに、三人四人の
下女
(
おんな
)
は居たれど、我も客間へ用聞きにゆく事もありしに。
葛のうら葉
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
ともかくもこの娘は尋常科だけ卒業したと言って、その前に雇った
下女
(
おんな
)
のように、仮名の「か」の字を右の点から書き始めたり、「す」の字を
結
(
むすび
)
だけ書き足すようなことはしなかった。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
と
下女
(
おんな
)
共が口々に出迎えまする。
湯女の魂
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
下女
(
おんな
)
に案内を頼んで奥へ通る。
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
これは我が方に年久しく
事
(
つか
)
へし
下女
(
おんな
)
の梅といふが、浅草の西仲町に嫁ぎゐたるをたよりゆきて。これは我がある方様と、契りてのかくし子なるが、面目なきに連れて立退きぬ。
葛のうら葉
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
“下女”の意味
《名詞》
炊事や雑用などを行う女性の使用人。
(出典:Wiktionary)
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
“下女”で始まる語句
下女部屋
下女奴
下女室