“下坐舗”の読み方と例文
読み方割合
したざしき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下坐舗したざしき昼食ちゅうじきを済して二階の居間へ戻り、「アア熱かッた」ト風をれている所へ梯子バタバタでお勢があがッて参り、二ツ三ツ英語の不審を質問する。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
その癖下坐舗したざしきでのお勢の笑声わらいごえは意地悪くも善く聞えて、一回ひとたび聞けばすなわち耳のほら主人あるじと成ッて、しばらくは立去らぬ。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)