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下品下生
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げぼんげしょう
ふりがな文庫
“
下品下生
(
げぼんげしょう
)” の例文
そもそも俺のような
下品下生
(
げぼんげしょう
)
の男が、実理を
覚
(
さと
)
る手数を
厭
(
いと
)
うて空理を
会
(
え
)
そうなどともがき廻るから間違いが起る。そうだ、帰るのだ、やっと分ったよ。
雪の宿り
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
だから俳句も
上品上生
(
じょうぼんじょうしょう
)
の人の俳句はそれなりに選抜をして採る。以下
下品下生
(
げぼんげしょう
)
に至るまで
九品
(
くほん
)
の仏のそれぞれの俳句は、それぞれの天分に従って採る。とこういう考えが私の頭の中にあった。
俳句への道
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
こうしたはなやかな遊びも
派手
(
はで
)
な人出入りの物音も遠く離れた所で聞いている紫の
女王
(
にょおう
)
以外の夫人たちは、極楽世界に生まれても
下品下生
(
げぼんげしょう
)
の仏で、まだ開かない
蓮
(
はす
)
の
蕾
(
つぼみ
)
の中にこもっている気がされた。
源氏物語:23 初音
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
そもそも俺のやうな
下品下生
(
げぼんげしょう
)
の男が、実理を
覚
(
さと
)
る手数を
厭
(
いと
)
うて空理を
会
(
え
)
さうなどともがき廻るから間違ひが起る。さうだ、帰るのだ、やつと分つたよ。
雪の宿り
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
品
常用漢字
小3
部首:⼝
9画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
“下品”で始まる語句
下品
下品往生