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上部
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うえ
ふりがな文庫
“
上部
(
うえ
)” の例文
台の
上部
(
うえ
)
は土間に立つと三尺ほどの高さで、
被
(
かぶ
)
せ板が左右に一寸ほど
食
(
は
)
み出ているぐあいが、なんのことはない、経机の形だった。
早耳三次捕物聞書:02 うし紅珊瑚
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
そういうのが十名ばかり、その後に続いて両側に
鎗
(
やり
)
の形で
上部
(
うえ
)
はちょうど
シナ風の劒
(
わが国の鉾
)
のごとくその刃先はべろべろと動いて居る。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
それは外でもない、小山田家のコンクリート塀の
上部
(
うえ
)
に植えつけてあった、ビール
壜
(
びん
)
の破片なのです。
陰獣
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
何か出て来るかもしれないと勘次が
上部
(
うえ
)
へ指を入れると、触った物があるから引き出した。
紫縮緬
(
むらさきちりめん
)
女持の
香袋
(
においぶくろ
)
、吾妻屋の
縫
(
ぬい
)
がしてある。
釘抜藤吉捕物覚書:09 怨霊首人形
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
“上部”の意味
《名詞》
上 部(じょうぶ)
(物体などにおいて)上側にある部分。
(出典:Wiktionary)
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
部
常用漢字
小3
部首:⾢
11画
“上部”で始まる語句
上部八風斎
上部界
上部艇首